ああー、捕まっちゃった。
しかも2回も
誰に?
警察です。はい。
1回目は一時停止違反。
止まったか止まってないか微妙な感じで。
3秒は止まってないからしかたがない。
そんなに止まってる人います?
はい、いますよね。
止まらない私が悪いんです。
それはコロナウィルス 大流行りの自粛中。
日曜日のことでした。
郵便の再配達を頼まずに直接伊勢原の本局に取りにいく時のこと。
通い慣れた伊勢原の協同病院をぐるっと回るたんぼ道。
そんなに交通量は多くはないけれど、ちょくちょく車、人、チャリンコ等は通る感じ。
いつものように、軽くブレーキ踏んで左右見てクイッと左に曲がる。
だれか見知らぬ奴がさささと走り寄ってくる。
誰だ?あー警察か、なんかあったのかな?
「止まってくださーい」
「はい、なんでしょうか?」
全く自覚のない私素直に従う。
「一時停止の表示見えませんでしたか?」(むにゃむにゃいってて何いってるかはよくわからず、あとでそんなこと言ってたのかな?)
「はい」
「ここはよく通られますか?」
「はい」
「ここは病院行かれる方やなんやかんやも方がよく通られるので気をつけて運転してくださいね。」
「はい」(だんだん事態が飲み込めてきてくらーい気持ちになっていく。)
副社長はなんとかしようとするがなんともできず、そうすけしは訳もわからずなんだ楽しげ。
「免許証ありますか?」
(そりゃ、)「ありますよ。はい、」しょうがないから差し出す。
「ちょっとお待ちください。」
車の後ろの方でいろいろなんか書いたり写真撮ったりしてる。
(あーあー)
「はい、違反の罰則金です。7千円です。」
(あーあー)
(あーあー)
その1ヶ月後
東京の大都会渋谷のことでした。
246号線を走っている頃、
あ、ちょっと早く左の車線に来ちゃった、
後ろいないからいまのうちに右に入っちゃおう。
何も考えずに右車線へ。
まだ止まってる中で移動したのでなんだか車体は斜めで少しかぶっちゃってる感じ。
ここではまだ自分が違反しているとは全く気づかず。
信号が青になり、すいーと進むときゅうにぜんぽうから大勢警官が見える。
私の車に手を振り
「止まってくださーい」とゼスチャー。
「はい、何か?」(嫌な予感がしてきた)
でも何かはまだわかってない。
「ここは初めてですか?」
「ええ、」(はじめてじゃねえー)
「あそこ車線変更禁止なんですよ、事故も多いので気をつけてくださいね。」
「はい、」
やっと自体が飲み込めた私。(我ながら気づくの遅い)
(あーあー)
(あーあー)
そしてまた前回と同じ作業がくり返される。
罰金6千円なり。
今年はろくなことがないな。
正月から車の鍵なくすは
2回も捕まるは
コロナが流行るは
怪我しないように気をつけようっと。